「関西万博チケット、ようやく予約完了――“死に券”問題は公的な詐欺では?」


本日の朝に、関西万博の入場予約を、ようやく取ることができました。
予約サイトに何度アクセスしても「満席表示」ばかり。2日前の西ゲート予約枠開放のタイミングを狙って、やっと予約完了にたどり着きました。

この過程で強く感じたのは、今回の万博が抱える “死に券”問題 です。
チケットを持っていても入場枠が確保できなければ会場に入れません。多くの人がチケットを購入したにもかかわらず、実際には入場できない。しかも返金もしてもらえない。これはまるで「公的な詐欺」とも言えるのではないでしょうか。

もちろん、運営側には混乱を避ける目的や、安全面の配慮といった事情があることは理解しています。
しかし結果的に「チケットを買ったのに入れない人が続出する」というのは、利用者から見れば著しく不公平です。代金を受け取っておきながら、実際にはサービスを提供できないのであれば、運営側の制度の設計そのものが誤っていると指摘されても仕方ありません。

今回、私は運よく予約できましたが、あきらめてしまった人、遠方からの予定を組めずに困った人も大勢いるはずです。
この“死に券”問題をきちんと検証しないまま終わってしまえば、日本が世界に示すべき万博の理念そのものが揺らぎかねません。

せっかくの国際的なイベントだからこそ、透明で公平な運営を行い、「チケットを買えば必ず楽しめる」という当たり前の信頼を守ってほしいと強く思います。


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